2013年01月08日

【悪質】iPhoneケースに無許可のイラスト!


イラストレーターの悩みのタネ。それは無断転載が上げられます。
きちんと許可をとり出所を合わせて記載なら良いと思いますが、無断は非常に許しまじ行為です。

特に最近酷いのは、転載であるにもかかわらず、あたかも自分が描いたかのように掲載する輩がいると言うことです。
もっと悪どい場合は、作者のサインを加工して消すなんてことをしている人もいます

そんな中もっと悪質なものがありました。
東方Project のキャラをあしらった iPhone ケースなのですが、なんと印刷しているイラストは無断で使用しているとのこと!

※イラストの作者も残念に思っているようです。



問題の商品にプリントされているイラストは、ニコニコ静画で活動されているRebecca氏が描かれたもので、同氏はケモノ擬人化や東方二次創作で多くの作品を投稿されています。
今回被害の槍玉に挙がったイラストも、ニコニコ静画に投稿されているものです。
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im1531211
同氏は twitter 上でも今回の無断利用について遺憾の意を表しておられます

近年ではWebサービスの普及に伴い、プロ・アマ問わず作品の発表機会が非常に多くなっています。
そのため、Web上には素敵なイラストがあふれかえっている状態です。
このような状態が、適当に使ってもバレ無いなんて甘い考えの後押しをしてしまっているのでしょうね。

さて、少し話が変わりますが、最近のインターネット上の反応を見ているとどうもユーザ主導だなというのをひしひしと感じます。
例えば、つい最近に Adobe Creative Suite CS2 が無料ダウンロードできるというニュースがありました。
Adobe 側の説明をわかりやすく意訳すると、
「アクティベーションサーバが保守できなくなったから、もう管理しません。すでに同製品を買われている方で、新規にアクティベーションしたい人のために、シリアルIDと合わせて誰でもダウンロードできるようにしているからこっちを使ってね。今回の対応はあくまでユーザへのサポートの為だよ」
というところでしょう。

この対応により未購入者であってもインストールが可能な状態になっていますが、twitter 上では、購入していない人がこのサポートを利用してインストールするのは違法だ。という主張もあるようです。
私は、どちらが正しいとは言いません(というかどちらの言い分もわかりますので)が、ただ、Adobe側としてはこの対応を行うことで、未購入者が使用するのは想定の範囲内でしょう。
それを承知の上で、保守を打ち切りに割り切ったと考えるのが妥当です。
実際に未購入者が利用するのかどうかはユーザ任せです。
※後で見ると下記の一文が追加されていました。
弊社が不特定多数の皆様に対して無償でソフトウェアを提供することが目的ではございません。本措置は既存の正規ライセンスを所有されているお客様の利便性を損なわないための顧客支援の一環の措置であり、正規ライセンスを所有されていないお客様のご利用はライセンス違反となり得る旨、ご理解の上ご利用いただけますようお願い申し上げます。
http://www.adobe.com/jp/downloads/cs2_downloads/index.html
こちらも参考に

先ほど『ユーザ主導』と記述しましたが、このAdobeの対応についても未購入者の利用を糾弾するのは実際の所は他のユーザでしょう。このような所から『ユーザ主導』という言葉を出してきました。
この風潮が諸外国ではどうなのかは知りませんが、よく企業が曖昧に言葉を濁して済ませようとしているのは、こういったユーザが勝手に結論を出そうとしてくれる動きを多少なりとも期待しているように感じてなりません。


冒頭の違法商品や無断転載なんかも、こういった『ユーザ主導』での撲滅も良いのですが、それに甘んじて、企業や社会が改善の努力を怠るようなことはやめて欲しいものです。
それに、唯々諾々とそれっぽい意見を受け入れるだけの人もいますから『ユーザ主導』は必ずしも良い方向に流れるとは限りませんしね。




ラベル:iPhone 無許可
posted by たなん at 20:00| Comment(0) | オタクのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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