2012年12月19日

現代の子育て!子供をしかれない親に代わりしかってくれるアプリ!


とくダネ!で子供を躾けるアプリが紹介されました!


これらは、親に代わり子供を叱ってくれるしつけアプリです。
ジョークグッズとしては面白い切り口ですね。
ただ、こんな物で子供を教育しようなんて、子供だましです。
子供だましの躾なんておかしな話です。ふざけるなといいたい。
最近の子供に対するしつけについて少し考えてみたいと思います。

最近の子供は・・・なんて言葉は昔からよく言われていることです。
確かに自分も、『最近の子供は・・・』と思わず言ってしまいそうになることが良くあります。

例えば、ファミリーレストランや喫茶店。
大きな声で騒いでいたり、ドタバタとその辺を走っている。
背もたれを大きく揺らし、反対側の席に座っている人が迷惑している。
デパートなんかでもそうですね。
人が密集しているところや見通しの悪い所なんかでも走っているのをよく見かけますし、酷い場合だと、座り込んでいることもあります。
バスや電車なんかで、発進中なのに席を立って歩いている。

こんな光景を見てよく思います。最近の子供は・・・、と。
皆さん、ここでもう少し踏み込んで考えてみてください。
『最近の子供は・・・』の後にはなにが続くでしょうか?

私の場合は、『親や周りが叱ってくれないんだな。かわいそうだ』です。

だって、子供が騒ぐのは当たり前ですし、外に出ればいろいろな刺激がありますから、当然騒ぎたくなりますよね。
だから、それをコントロールするのは親や周りの大人たちであり、
そうやって学んで、果ては周りのお友達どうしでお互いの倫理感を共有して道徳を磨いていくもの
ではないでしょうか?

ところが『最近』はどうでしょうか?
初めの段階である「親や周りの大人が叱る」ということができていないと感じませんか?
特に近年では「人様の子供に説教するな」という声も良く耳にします。
そういう社会なら致し方ないと思いますが、ただし、それを言っていいのは、あくまで自分の子をきちんとしつけできている人だけでしょう。
これを聞いて「は?何言ってんの?」と思う人は考えて欲しい、
例えば「選挙に興味ない人が、日本の政治にとやかく口を出している」これはどうでしょうか?
明らかにおかしいですよね?
先ほどの「人様の子供に・・・」というのも、それとなんら変わりませんよね?

このような声が大きくなっている原因は「親がしつけできていないから」に集約されると考えられます。
自分ができないことを他の人がやると、なんだか憤(いきどお)りを感じる。
その末に、人を非難する。これただのひがみです。


ここまで来ると、私が何を言いたいかもうわかると思いますが『最近』おかしいのは『子供』ではなくて『親』です!
親が叱らない。叱り方を知らない。
ではなぜ叱れないのか、おそらくは、善悪の分別がつけられない、またはブレる。
ではないでしょうか?

私がそれを感じる事例を一つ紹介します。
とあるバスの中でのことです。
発進中のバスで子供がうろうろしている。親はただ座りなさいと注意する。
顔はうんざりしたような、どことなく面倒くさそうな顔です。
この場合、子の親はどう言った意図で注意をしたのでしょうか?
私は通勤中ずっとそのことを考えていました。
その結果、おそらく自分が恥ずかしいからだろうと結論づけました。

では、もしも子供に「どうして?」と訪ねられたらどのように答えていたのでしょうか?
皆さんならどのように答えますか?
おそらく多くの人が「危ないから」というだけだと思います。
確かにそうですね。間違っていないと思います。
ただし、躾としては正解とは言えないと思います。

なぜか。それは、自分(達)のことしか考えていないからです。
それでは「道徳」の観点を満たせていません。
私ならこう答えます。
「バスが動いているから危ないでしょ。それに、他の人にぶつかったり、邪魔になったりしたらどうするの?迷惑でしょ。だから、バスに乗っているときは動いていても止まっていても、必要がないならきちんと座っていなさい」
当時、瞬間的にこの答えが浮かびました。
別にこの説明が適切だなどとは思っていません。重要なのは、自分の一貫した考えを子供に説き、子供に意図を理解させることです。

それを行うには自分の考えがブレていては不可能です。
躾を行う為には親が努力しなければなりません。
冒頭に紹介したアプリを使おうという発想をしている時点で躾け失格と思えるのです。


最後に、私は世間一般的には汚物のように蔑視されているいわゆる『オタク』にカテゴライズされるようなタイプの人間です。
しかしながら、そんな自分の『オタク』というスタイルについても客観的に評価したうえで受け入れ、『オタク』を楽しんでいます。
いわば『オタク』はあくまで一つの顔であり、一般常識や倫理・道徳について自分なりの思想をきちんと持っている自信はあります。
なので、所詮『オタク』の戯れ言と鼻で笑わずきちんと理解し考えていただきたいと切に思います。

心と体 つよい子に育てる躾
宇城憲治
どう出版
売り上げランキング: 34046


posted by たなん at 20:00| Comment(0) | オタクのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。