2012年10月31日

オタクの息子に悩んでいます

オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)

会社の女の子が最近レコーディング・ダイエットというのに凝っていて、1日の食べたものをノー

トに記録していくダイエット方法だそうです
そのノートの表紙に「デブノート」と落書きしてこっぴどく怒られた裸の錬金術師です
今日はそのレコーディング・ダイエットを成功させた岡田斗司夫さんの本の紹介です

「人生相談は知的格闘技である」帯にこう書かれているその本のタイトルは

「オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)」です

朝日新聞には「悩みのるつぼ」と言う、小さな、でも結構赤裸々な人生相談コーナーがあります
思春期の悩みやら、老いらくの恋やら、職場の人間関係やら、家庭の近親憎悪やらの相談が、読者

から寄せられて
それに対して有識者が、もっと赤裸々な回答を寄せてるある意味朝日新聞らしいコーナーなのです


オタキングこと岡田斗司夫さんが「悩みのるつぼ」での相談と回答の文章を収録し、そしてその回

答に至るまでの思考プロセスや、そこで駆使される思考ツールについて解説するという趣旨の本で

す、
岡田斗司夫さんの独創的で合理性にあふれた思考がとてつもなく鋭く、深く、こうやって徹底的に

考えた結果としてあんなお見事な回答が提出されるのか、と感心させられます
言葉をつむぐ事に関しては素人である相談者の悩みの本質を見つけ出してくる分析力、相談者と「

同じ温度の風呂」に入り相手の立場にひたすら共感し、「愛」のある回答を導き出そうとする優し

さ、そして実際の回答を提出する際に用いられるレトリック(アナロジーや当面の問題の数値化な

ど)の面白さ等、どれもきわめて平明な言葉づかいで示されているのだが、あまりにレベルが高く

で感心してしまいました
そもそも普通の悩み相談の回答者はココまで論理的に考えず、自分の価値観をベースにして
自分の常識的な落としどころを見つけて相談者に形にはめようとしているようなイメージでありま

した
そもそも僕も後輩などから悩みの相談をされた時には、ごく常識的で一般的な回答をその場で、と

いうより即興的に組み上げて話をしていました
岡田斗司夫さんは11個の思考ツール(1.分析 2.仕分け 3.潜行 4.アナロジー 5.メーター 

6.ピラミッド 7.四分類8.三価値 9.思考フレームの拡大 10.共感と立場 11.フォーカス)を駆

使して相談者の悩みを分析・分解していきます
このあたりの分析手法は全て真似をしようと思っても真似できるものではありませんが
この本はある意味カウンセラー用の十分な実用書でもあるわけです
僕も本当に悩みを解決したいと思ったら岡田斗司夫さんに話を聞いてもらいたくなりました


オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)
オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より (幻冬舎新書)


posted by 裸の錬金術師 at 18:00| Comment(0) | オタクの戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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